The Moneytizer(マネタイザー)の収益性を導入実績で解説!AdSenseとの併用や代替広告として優秀?

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2022年に日本へ上陸したフランス発のThe Moneytizer。

Google AdSenseの代替広告としても優秀だと評判になっています。

しかし、2023年現在ではまだ情報が少なく収益性がどの程度なのか気になっている人も多いのではないでしょうか?

この記事では僕が実際に3ヵ月間導入した実績を元にどの程度の収益性なのかを解説致します。

目次

The Moneytizerとは?

引用:https://jp.themoneytizer.com/about-us

The Moneytizerは2014年にフランスのパリで創業した広告会社です。

2014年に欧州のネットワークとして初めてパブリッシャー向けにヘッダービディングを展開。

大手広告主を持つ広告パートナーと提携しており、世界50カ国以上に進出。

2021年時点では6万を越えるパブリッシャーが利用しています。

2022年には日本へ進出し、ゲーム、アプリ、メーカーなど様々なジャンルの広告が配信されています。

The Moneytizerの特徴

引用:https://jp.themoneytizer.com/categories-faq

The Moneytizerの特徴は主に次の3点。

1.インプレッションで報酬が発生する。
2.一定時間経過で広告が切り替わる。
3.報酬がドルorユーロで支払われる。

1つずつ詳しくご説明します。

1.インプレッションで報酬が発生する。

1つ目の特徴は、インプレッション報酬型の広告という点。

インプレッション報酬型とは=広告が表示されるだけで収益が発生する種類の広告の事。

Google AdSenseは広告がクリックされる事で報酬が発生し、ASPプログラムは広告から商品が売れる事で報酬が発生します。

しかしThe Moneytizeは広告が表示されるだけで報酬が発生しますので、報酬が発生するハードルが低いと言えるでしょう。

また、クリック率が低いという課題を抱えているサイトと相性が良い事が考えられます。

2.一定時間経過で広告が切り替わる。

2つ目の特徴は、一定時間が経過すると広告が切り替わるという点。

画面をスクロールしたり一定の時間が経過すると広告が自動的に切り替わりその度にインプレッションが発生します。

上の動画のように広告が切り替わるため、滞在時間が長いサイトほど報酬が高くなるでしょう。

3.報酬がドルorユーロで支払われる。

3つ目の特徴は、報酬がドルorユーロで支払われるという点。

2023年6月時点でThe Moneytizerの報酬を日本円で受け取る事は出来ません。

そのためPayPalのアカウントか海外の口座を用意する必要があります。

これはThe Moneytizerの広告を運用する上で最大のデメリットと言えるでしょう…

しかし、見方を変えれば最大のメリットと受け取る事も出来ます。

2023年6月1日現在の為替相場は1ドル=139円とかなりの円安。

報酬がドルで支払われる訳ですから円安の時に日本円へ換金すれば、割増で報酬を受け取る事が出来るのです。

※逆に円高の時に換金すると報酬が目減りしてしまう可能性があるので注意しましょう。

The Moneytizerの収益性は?

続いて、本題であるThe Moneytizの収益性について解説をします。

僕のブログでは約3ヵ月間運用し収益性を検証しました。

ブログのジャンルは特化平均ページ滞在時間は2分12秒です。

運用実績は以下の通り↓

運用年月日ページビュー数収益金額($)収益金額(円)RPM
2023年3月30,651PV5.48$739円24円
2023年4月32,370PV20.30$2,740円84円
2023年5月60,458PV52.75$7,332円121円
合計123,479PV78.53$10,811円87円(3ヵ月平均)
1$=135円で計算。

※下記5種類の広告を掲載した検証結果となります。

  • FOOTER or SLIDE-IN
  • TOP MEDIUM RECTANGLE
  • BOTTOM MEDIUM RECTANGLE
  • MEGABANNER
  • MEGABANNER BOTTOM

ご覧頂くと分かる通り導入初月のRPMはかなり低いですが、月を跨ぐ毎に上昇しています。

ですが、運用した3ヶ月間で広告の種類や設置個所の変更はしていません。

この結果から分かるのは時間経過と共に収益性が上がって行くということ。

ブログとの相性で収益性は変動する可能性がありますので、導入後3ヵ月間は様子を見る事をオススメします。

The MoneytizerはGoogle AdSenseと併用した方が良い?

結論から申し上げると、The MoneytizerとGoogle AdSenseは併用する事をオススメします。

先述した導入実績はアドセンス広告と併用したものですが、アドセンス広告の収益性は落ちませんでした。

その理由は広告のフォーマットの種類にあります。

ザマネタイザー 広告 種類。
広告フォーマットの一部を抜粋。

上記の画像はThe Moneytizerで掲載可能な広告フォーマットの一部です。

掲載していないものも含めると合計で14種類のフォーマットから広告を作成する事が可能。

その為、アドセンス広告と重複しない箇所へ広告を掲載する事によって増収が見込めるのです。

その中でも特にオススメなのがFOOTER or SLIDE-IN

というのも、3ヵ月間の合計収益78.53$の内56.51$がFOOTER or SLIDE-INによるものでした。

実に合計収益の7割を占めている事が分かります。

アドセンス広告にはフッターやスライドインするような広告はありません。

※自動広告でアンカー広告が存在しますが、表示される時とされない時があり収益が安定しない。

アドセンス広告と重複しない箇所を選んで広告を設置する事で、アドセンス広告のパフォーマンスを落とさずに併用する事が可能です。

The MoneytizerはGoogle AdSenseの代替広告として優秀?

結論から申し上げるとThe MoneytizerとGoogle AdSenseの代替広告として非常に優秀だと言えるでしょう。

先述しましたが僕はアドセンス広告と併用してThe Moneytizerの運用を行っていました。

そのため一部の広告フォーマット(5種類)しかブログに設置していません。

つまり、まだ最大のパフォーマンスを発揮していないという事です。

それでも月間RPM121円という高い数値が出ていますので、アドセンス広告を外してThe MoneytizerのみにすればRPMの上昇が見込めるでしょう。

ブログジャンルに依りますが、概ねアドセンス広告と同程度か少し低い程度の収益性が得られると思います。

ですが、2022年に日本へ進出したばかりの企業のため今後パフォーマンスが上昇する可能性もあるでしょう。

クリック型報酬と言えばGoogle AdSense一択と考えがちですが、一強の牙城が崩れる日が近い内に来るかもしれません。

The Moneytizer導入に際しての審査基準は?

2023年時点でThe Moneytizerの広告を導入する為の審査は非常に緩いと言われています。

基準は概ね月間のブログ訪問者数が1万人程度。

この数値を下回っているブログでも審査に通ったという例を多く耳にします。

というのもThe Moneytizerは2022年に日本へ展開したばかりですので、まずはシェアを拡大させなければなりません。

多くのパブリッシャーに採用されているからこそ、The Moneytizerへ広告の出稿を依頼する企業が増えるのです。

今後シェアの拡大が一段落すると、審査基準は厳しくなる可能性が高いでしょう。

実際にThe Moneytizerの広告を設置するかどうかは一旦保留にして、審査が緩い内に合格しておくのが最善策だと考えられます。

今後、導入したいと思った時に審査が厳しくなっていて受からなかった…なんて事になったら勿体ないですからね。

また、下のボタンからThe Moneytizerへ登録するとキャンペーンとして5$を受け取る事が出来ます。

このキャンペーンはThe Moneytizerの施策ですので、いつまで実施しているか分かりません。

終了してしまう前に登録を済ませて5$を受け取っておきましょう。

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